月曜から夏期講習後半!

夏期講習後半と2学期からの学習の準備をせかせかと。
教員を引退しても、同じようなことを
変わらずやっているなぁと思いながら、
やっぱりこういう仕事が好きなんやなとあらためて感じています。

原動力は、できたと感じてくれた時、変容が生まれたとき。
先日の授業で、中1の生徒様が、「今日はすごくさえてる!」
とふと言っていました。
これまでは、数学の授業中でも、頭を傾げたり、苦手そうな雰囲気を出している子でしたが、
私の解説中、自分で立てた解き方の見立てがずばり合っていたようで、心の中で喜びを感じていたそうです。
これはおそらく、この日だけが特別冴えていたのではなく、段々と数学の学習の仕方が分かってきたからではないのかなと思っています。
数学や算数が得意になるには、まずは基礎的な計算(たす、引く、かける、割る)が必須になりますが、
学習への取り組み方として、
・答え(解説用紙)は傍に置いて問題を解く
・問題に詰まったら2分以上悩まない
・間違えてもいちいち凹まない
など、おそらく学校では反対の事を習うことが多いかと思いますが、特に算数、数学に関しては、上記のことは大事な事です。
算数が嫌いだと感じる原因に、
解けない時に、途方もない労力を費やす。
だけど、それをすぐに解決する術がなく立ち尽くす。
最終的にできなかった経験が残り、無力感を感じる。
それを繰り返しているうちに、算数アレルギーが完成してしまいます。
ですが、効果的な正しい学習の仕方は、その真逆。
間違えて凹まないためには、間違えの捉え方を根本から変えていく必要があります。

「間違える度に成長、気づきがある。」
「成功するためには、できるだけ沢山失敗して、ゴールに近づけていく。」
そのような事を授業の合間、合間に伝えています。
勉強を教えるだけでは、一時的な得点のアップが見られても、長いスパンでの成長はなかなか難しいかと思います。
逆に、マインド、物事の捉え方から見直して、学校で学んできた当たり前の幅を広げて上げれば、学生さん本来持っているポテンシャルを、どんどん発揮していってくれます。
なので、どんな学習のつまずきがある子でも、必ず成長させられる自信があります。
えんは學習塾と名乗っていますが、メンタルコーチング塾でもあります。