3年生・国語

まずは国語って楽しいと思えるように

3コマ目から作文ノートを使って、文を書く練習に入っています。
文を書くといってっも、数行書くだけです。
やはり文を書くというだけで、抵抗感がある子が多く、中には書いた文字を腕で隠す仕草も見られました。
そんな苦手意識のある子には、無理に書かそうとすれば余計に国語が嫌いになってしまいますから、なんだか楽しいと思える活動から入ることが大切です。
学校で担任をしていた頃によくやっていましたが、面白写真をネタに作文をする活動は楽しんで取り組んでくれます。
今回は、写真を見て自己紹介をしてもらいました。

わーきゃー言いながら、とてもいい表情で書いてくれました。
まず、書くことが楽しいと思えることが何より大事です。
ここであれこれと、細かい指導は入れません。
入れても、「文の最後に、丸を書いてしめようね」くらいです。

頼んでもないのに、前で発表する!と言い出し、自分たちで順番を決め始めました。
自分の書いたものを聞いてもらいたいと思えるのはすごくいいこと。
こういう段階を経ながら、自信を付けていきます。

表情を出せないのが残念ですが、とってもニコニコと楽しそうに取り組んでくれました。
いろいろな活動を小刻みに
60分の授業のなかで、活動を3~5個に分けて行います。
集中自体が、20分~30分が限界ですから、漢字、作文、プリントでの基礎練など、飽きのこない程度に区切ってやっています。
漢字の練習は5分程度のものですが、とても集中して取り組めています。

学習の仕方が分かると、着実に成果が見え始めます。
そうすると、結果がでること、できることが楽しくなり、また学習に向かう時間が増えます。
大事なのは、ダメなところをつぶしていくのではなく、小さな達成感をいくつもいくつも味わわせることです。


暗記で大事なこと。
それは字が汚くてもOKということ。
覚える際に、きれいに書きなさい!と言ってしまうことで、すべてゲームオーバーになります。
お気をつけくださいませ。
文法の練習・言いかえ

日差しをさえぎるものが必要だ。
と伝えるだけでも伝わりますが、そこに少しだけ具体的な例、”帽子のような”と付け加えるだけで、相手がぐっとイメージしやすくなる。
そういう語彙を増やすトレーニングです。

主語、述語、目的語が理解できることで、要約がスムーズにできるようになります。
逆に、こういった基礎的な積み上げをやらずに、教科書で扱っているから、子どもにやらせようでは、当然できないですし、ただただ苦手意識を植え付けることになってしまいます。
なかなか他にはない塾に仕上がってきているなと感じる今日この頃です。
授業の質、お子様との関わり、どれも高いレベルでさせていただいています。
夏期講習で学んでくださっている、十数名のお子様方の今後の成長は目覚ましいものになると確信しております。