ヘアメイクアップアーティストが教える、リフレッシュのコツ

ヘアメイクアップアーティストとして、雑誌や広告の第一線でモデルや女優のヘアメイクを手掛ける長井かおりさん。今年8月には『こんなことでよかったの!? 96のメイクテクニック 美しくなる判断がどんな時もできる』が発売になりました。今回は、ハレタルサポーターさんから募集したこちらの質問に答えていただきました。

秋は大好きな季節なのですが、体調を崩すことも多くなります。疲れが出たとき、長井さんはどんなふうに対処されていますか? リフレッシュのコツについて教えてください。(30代/Nさん)

はたらいている人も、子育てや家事に邁進している人も、皆それぞれがんばって暮らしている。がんばっている人ほど、ふとしたときに疲れを感じてハッとするのだと思う。

私は連日のように違う現場に行き、新しい出会いを楽しみながら仕事をさせてもらっている。とてもワクワクする日々なのだが、季節の変わり目には、その刺激が疲れとなって現れてしまうこともある。

私はつねに、“自分の居場所”に戻ってこられるような「香り」をいつも持ち歩いている。

たとえば、フルールドファティマの「エアーフレッシュナー(タイム&ユーカリ)。さわやかですっきりとした香りなので、やる気が湧いてくるし、頭もすっきりする。撮影スタジオに到着してこの香りを空気にまとわせると、「さあ、やるぞ」と気合いが入るのだ。

人によって好きな香りは違うので、ルームスプレーやリネンウォーターなどの中から自分に合うものを選ぶのがいい。朝起きたときリビングにひと吹きするだけで、一日の始まりが変わってくるかもしれない。

すき間時間にすることは…

とはいえエアーフレッシュナーが活躍するのは、撮影スタジオやメイクルーム、それに自宅といった、ある程度プライベートな空間に限られる。だから私は、ほかにも香りの選択肢をいろいろ用意している。

その一つが、アルジェランの「バター モイスト バーム」。フードグレードといって食べても害のないオーガニック原料を使ったリップバームで、厳格な基準に基づいたオーガニック認証も取っている。シトラスアロマの香りをかぐと、気持ちが明るくなる。そんなオーガニックコスメが実はマツモトキヨシのプライベートブランドだというと驚く人も多いかも。

アルジェランの「バター モイスト バーム」。価格は699円とまさにプチプラだ

リップバームという名前だけれど、どちらかというと固めのテクスチャー。乾燥しやすい爪の周りやこめかみになじませて使っている。カフェで誰かと待ち合わせをしているとき、電車を待っているとき、子どもがお昼寝に入ったとき……。そんなちょっとしたすき間時間に、香りでリフレッシュするクセを身に付けておくといいと思う。

すき間時間といえば、私が一日に何度もしているのがこれ。手を背中側で組んで、上下に思い切り伸ばすだけなのだけど、このストレッチを習慣にしていると体調をキープできる気がしている。

手を組んだ状態でストレッチ。これは下に向けて伸ばしているところ

いつものスキンケアをたっぷりと

最後に、この季節ならではのアドバイスを。気温がグッと下がる秋は、夏の疲れが肌にも出やすい季節。撮影で出会うプロのモデルたちでさえ、日焼けの跡が残っていたり肌が部分的に荒れたりと、肌にゆらぎが見られる。

この季節、肌はゆらぐものなのだととらえて、まずは焦らないでほしい。新しいスキンケアに手を出すのではなく、信頼して使っているいつものスキンケアをていねいに行うこと。そうして、十分に睡眠を取れば、肌は正直だから少しずつよくなっていく。

スキンケアもメイクも、信頼できる「いつもの一品」を決めておくと、普段も緊急時もきっと役に立つ。私の例を参考に、あなただけの一品をぜひ探してみてほしい。

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