子どもは成長する。あなた自身はどう生きる?

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子育てしながら仕事していたら、しんどいと思うことも山ほどある。そんなお母さんたちに伝えたい。

「心配しなくても子どもは必ず成長するよ。旦那は成長しないけど(笑)」

今だから言える。「しんどくても続けていてよかった」と思う日がある。私もいろいろ悩んだ時期があった。

「やっぱり専業主婦に戻ろうかなあ」
「もう少し、頑張ってみようかなあ」

と、いつも揺れていた。

専業主婦を否定する気はない。価値観は人それぞれ。何を選択するかは自由。ただし、選択したことに後悔しない自分でありたいと思っている。でも、私だってそんなに立派な人間じゃない。いつも揺れてきた。

「私の選択は間違っているかもしれない」
「なんで、こんなに仕事を一生懸命やっているのだろう」

そんなことを何度も思った。そして専業主婦の時は専業主婦として、

「いったい、私は何者なんだろう」
「このまま一生が終わっていいのだろうか」

と、やっぱり悩んでいた。

そして、仕事を始めて今、54歳。娘は29歳。数カ月前に付き合っている彼と入籍した。ホッとしたと同時に「これからは、自分の人生」と、あらためて思った。

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そんな中で、同級生のメンバーと会った。半分は専業主婦として生きてきたメンバー。そんな彼女たちから出た言葉。

「私の人生って、何だったんだろう。子どもが成長したら、自分の価値が
わからなくなった」
「なんで、私、仕事を辞めたんだろう」

実際、子育てが終わってからウツになった人もいる。彼女は「私ってなんなんだろう」と悶々と考えていたらウツになったらしい。

これだけ「求人難」だの「女性活用」などと言われているにもかかわらず、50歳を過ぎて仕事を探すと意外とない。選ばなければあるかもしれないけれど、やっぱり選んでしまう。つまり、自分がやりたい仕事とある仕事のミスマッチが起こるらしい。

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そう言われれば、わが社も経験した。50代の専業主婦だった女性が応募してきた。性格や人間性は悪くない。でも、

「パソコンは使えますか?」
「使えません」

同じ教えるなら、若い子のほうが良いと思って見送った。

続けているからこそできることはたくさんある。それどころか、私の場合、学生や自分よりはるかに若いメンバーに教えられることもたくさんある。

もし仕事を続けていなかったら、Facebookなんてしていなかったかもしれないし、LINEで仕掛けるなんてわからなかったかもしれない。ポケモンGOもアマゾンでの買い物もわが社のスタッフに教えてもらった。だからこそ、今でも20代、30代の仲間と会話して、一緒にいろんなことができたりする。

でも、「ここ数年、若者と話なんてしていないわ」「子どもが自立した後、付き合うのは、50歳以上ばかりだわ」と嘆いている同年代の主婦も多い。それどころか、「このまま死んで行くのだろうか」という話題にもなったりする。

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そんな彼女たちを見ているからこそ、子育てしながら「時間がない」「余裕がない」と悩んでいる人たちにこう言っている。

「心配しなくても、子どもは、必ず手を離れる日があるよ。その時にちゃんと自分の居場所があることが嬉しいと思う日が来るよ」

仲間の一人からメールが来た。彼女はバリバリのキャリアウーマンだった。でも40歳を過ぎて、できちゃった婚。「子どもがかわいくてかわいくて、もう仕事なんてどうでもいい。専業主婦になりたい」。

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もちろん、否定するつもりもない。「それもいいかも」と返信したら、「でも、子どもが20歳になって再就職しょうと思ったら、定年やわ。ぜったい誰も雇ってくれないやん!!」。

確かにその通りかもしれない。「60歳になって、子どもは巣立つは、仕事は見つからないわじゃ人生も寂しい!」。その気持ちもわかる。「でも、今、前が見えない。とにかく体力的にも大変です」。

確かに子どもが小さい時は体力も必要。それでも、子どもは成長する。それを理解して、自分の人生をどう生きるかは、やっぱり自分で決めるしかない。

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