頑張りすぎないメイクのコツ

Photo by MARIA

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家事や子育てに忙しく、普段はほとんどノーメイク。新しい化粧品を買うこともめったになくなった。そのせいか、久しぶりにきちんとメイクをすると、何だか前よりも老けて見えるような気がする。

そんなとき、勤めていた頃の同僚とランチに出掛かけることになった。「老けた」なんて思われたくないし、どんなメイクをしたらいいんだろう?女性の起業やキャリアアップを応援する、美キャリア・ラボの平井聡子さんにアドバイスを聞いた。

目元はすっきりと

「メイクに迷ったときは、つい“頑張りすぎメイク”になってしまいます。すると老けて見えやすいのです」と平井さんは言う。

仕事でお付き合いのあった人には、友達とはまた違った好印象を残したいもの。「そんなシーンには、ナチュラルで服装にマッチしたメイクがお勧め。マスカラとチークをうまく使えば、素敵に見えるメイクができます」(平井さん)。

平井さん

美キャリア・ラボの平井さん

特に力が入りやすいのは、目元。メイクのポイントを目元に置く人も多いけれど、アイライナーは使わず、アイシャドーとマスカラのみですっきりした印象に仕上げる。

マスカラの重ねすぎにも注意。でも控えすぎると寂しげになってしまうから、つけ方には工夫が必要だ。

「ビューラーでカールさせたら、マスカラのブラシで目頭から目尻までまつ毛を広げながらマスカラを塗ります。まつ毛が放射状に広がるようなイメージで」と平井さん。こうするとアイラインなしでも目元が大きく華やかになり、横顔もきれいに見えるという。

アイシャドーは服に合った色がベストだけれど、手持ちになければブラウンやベージュを。新しく買うのなら、ブラウンとゴールドが合わせやすいという。「ベーシックカラーにゴールドで明るさをプラスすれば、自然で上品な目元になります。目尻から下まぶたにハイライトを入れると、目元を明るく見せられます」と平井さんはアドバイスする。

チークはマスト Photo by MARIA

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好印象を作り出すのにいちばん大切なのは、実はチークだという。平井さんは「チークなしだと顔色がくすんで不健康に見えてしまうので、ぜひつけて」と勧める。

鏡に向かい、ニコッと笑ったときに高くなる部分につけると不自然にならない。少し上の位置にすると若々しい印象になるという。つけすぎてしまうのが心配な場合は、ブラシにチークを少しずつとって、何回か重ねるようにすると失敗がない。

生き生きした表情にはツヤ感も大切。乾燥してかさついた肌だと疲れて見えてしまう。ツヤ感を出すためには、ファンデーションの前に化粧水や乳液でしっかりと保湿を。仕上げに水分を補給するミストを使うと、さらにツヤ感がアップする。

リップペンシルはマスト

口元のメイクには、リップペンシルを使うのがお勧めだという。「リップペンシルで輪郭を描くときちんとした印象になりますし、リップも落ちにくくなります。それに、唇の形を整えられるというメリットもあります」と平井さん。

リップペンシルの色は、できるだけ自分の唇の色に近いものを選ぶと自然。ベージュ系のコーラルピンクならどんなリップの色にも合わせやすい。

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上唇と下唇のボリュームは1:1.5が唇のベストバランスと言われているので、このバランスを意識して輪郭を縁取る。下唇のボリュームを出したいときは、一気にラインを描かずに少しずつ外側に広げるようにするとうまくいく。グロスをつける場合は、唇全体ではなく中央にだけのせると、ふっくらした印象になる。

眉は薄く自然に

好印象には眉も大切なパーツ。「まずは眉の形を整えて。眉用のペンシルやパウダーで理想的とする眉の形を描いてから、はみ出た部分をカットすると失敗がありません。眉頭の毛は切ると不自然になるので、残したほうがいいでしょう」(平井さん)。

眉の色は髪の色に合わせると自然に見える。アイブロウを何色か持っているなら、重ねて使って髪の色に近づけることもできる。しっかり描く人も多いけれど、できるだけ本来の形を生かして、あまり書き込みすぎないほうがいいという。

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コームで毛流れを整えるだけで十分なこともあり、その場合は色のない眉マスカラがあると便利。眉頭から濃くすると険しい印象になってしまうので、アイブロウはペンシルだけでなくパウダーも使って、力を抜いて薄く描くと自然に仕上がる。

メイクは自分の印象を作り出すことができる、便利なツール。「素敵だなと思う人を見かけたら、ぜひその人のメイクに注目してまねをしてみてください」と平井さん。普段はメイクができなくても、「こんな風になりたい」と意識することが、メイク上手につながるのかもしれない。

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