崩れにくいメイクはスキンケアから

Photo by MARIA

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メイクを教えてきたたくさんの女性たちに最も喜ばれたことは、「メイク崩れがなくなった」ということ。

私がお伝えしているのは、「誰からも好感度が高い、自分自身を生かしたナチュラルメイク」なのだが、このメイクには、実に崩れにくいというポイントもある。好感度が高くてナチュラルでトレンドを押さえているすてきなメイク、さらには、なりたいイメージをかなえられるメイクでも、崩れやすかったら何の意味もないからだ。私たちにとって、「崩れない」ことが、絶対的に必要なメイクの条件だ。

日中何度もお手洗いに行き、コスメポーチを広げてメイク直し!? あり得ない。お母さんの日常が忙しいのはもちろんのこと、時代の気分としても、日中のメイク直しなんてしっくりこない。もっともっと、ラフで自然体に美しさをキープしたいのだ。

今回は、崩れにくく、今の時代にふさわしいデイリーメイクのテクニックをお伝えしたいと思う。

ポイントは「メイク前」

崩れにくいファンデーションはどれですか? 下地っているんですか? そんな声が聞こえてきそうだが、「崩れにくいメイクの基本は、スキンケア」。

ベースメイクをする前のスキンケア段階で、どんなものをどんなふうに塗ったかが、崩れにくいメイクになるかどうかの分かれ道となる。

意外に思う人も多いだろう。メイク前のスキンケアなんて、毎日のルーティンワーク。どんなふうに化粧水をつけたらメイク持ちに影響するか、まで考えてスキンケアをしている人はほとんどいないはず。でもまずは、メイク前のスキンケアを大切にすることから始めてほしい。

私が普段持ち歩いている化粧ポーチの中身はこれだけ。崩れないメイクならばたくさんのメイク直し用コスメは必要ない。

私が普段持ち歩いている化粧ポーチの中身はこれだけ。崩れないメイクならばたくさんのメイク直し用コスメは必要ない

ステップはこう。洗顔した後タオルで水気をふいたら、すかさずミストローションを浴びせる。霧状のライトなテクスチャーの水に近いミストローションがいい。これを、シューッと惜しみなく顔にかける。ミストローションは、手でなじませなくとも、すーっと肌にしみ込み、すぐに乾く。

その後、しっとりタイプのローションを手のひらにたっぷり取り出してつけていく。目安として、いつも使っている量の1.5~2倍は使うつもりでいてほしい。私の感覚では、とにかく皆、ローションを使う量が少なすぎる。

ローションは、手のひらにジャブジャブとたっぷりの量を取り出したら、手を洗うような手つきで、両手のひら全体になじませ、そのまま手のひら全体で、顔に塗布する。決して指先だけで雑にのばしたり、パチパチたたいたりはしない。指の先から、手の「はら」まで使って、顔全体を触るのだ。

美容液は必ずつける

顔全体を触ったら、次に細部を触っていく。下まぶたのまつ毛が生え出しているギリギリのところ、目のキワギリギリにまでのせる。つまり、目を開いてつけることなる。

「今まで目を閉じてスキンケアをやっていた」とこれも皆、口をそろえて言うのだが、それだと目の下のふちギリギリに塗布することはできない。「目の下の小じわが気になる」と悩んでいた人が、ローションの塗り方を変えただけで2週間で悩みが解消できたという例もある。

たとえ高価なローションを使っていたとしても、つける量や塗り方が間違っていたら、化粧品の効果を最大限に感じることはできない。化粧品を生かすも殺すも「自分の手」次第なのだ。

スキンケアの手つきはこのように。目のキワギリギリまで乗せるのがポイント。

スキンケアの手つきはこのように。目のキワギリギリまでのせるのがポイント

ローションの2種塗りが終わったら、必ず美容液をつけて欲しい。美容液は、肌への効果だけでなく、ベースメイクにツヤをもたらす効果があるので、メイク前は必須だ。

塗り方は二つ目のローションと同じ。規定の量より多めに顔に塗布し、さらに細部にまで行き渡らせる。美容液で素肌のツヤがバージョンアップすることを忘れないでほしい。

最後に乳液でフタをする。乳液は朝と夜とで使い分けることをお勧めしている。同じ乳液を使ってしまうと、この後、加えて日焼け止めを塗るか、化粧下地やファンデーションの紫外線カット数値を気にしなくてはならなくなる。

ペトペトチェック

私のお勧めは、日焼け止めと乳液が一つになった、日焼け止め乳液(朝用乳液)。日焼け止め効果が高いのに、無色透明で滑らかにのびる。乳液としての効果も素晴らしく、モチモチの肌に仕上げてくれる。

ここ最近、日焼け止め乳液にはどんどん良いものが出てきているので、自分に合うものを見つけてほしい。私自身は、ラ ロッシュ ポゼの「UV イデア XL」を愛用している。紫外線は季節問わず降り注いでいるので、一年を通して、朝と夜の乳液を分けることをお勧めしている。

日焼け止め乳液のつけ方はローションや美容液と同じ。 たっぷり塗って細部まで行き渡らせてほしい。

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肌表面が、モチモチ・ペトペトしている場合は、メイクを始めるのにいいタイミング。ベースメイクへと進もう。ピタっとフィットして崩れにくいベースメイクがかなう。

スキンケアのアイテム、量、つけ方、質感を気にしたことがあっただろうか。細かいことだが、こういったことで、ファンデは崩れにくくなるし、ツヤがでて、ナチュラルに仕上がる。明日の朝から、スキンケアを見直してほしい。肌も変われば、化粧持ちも変わることになるのだ。

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