口角を上げてはつらつと笑おう

森vol2 1
先日、家族で日帰り温泉へ行った。私たち家族は、遠出の際には、その土地の野菜を買って食べるようにしている。

今回の収穫は夏の名物でもある「ヤングコーン」。略すと「小さなコーン」だけど、かなりの「ビッグコーン」に高原野菜のパワーを感じた。

しかも「袋に詰め放題 200円」。これは細い、これは太いと言いながら吟味を重ね、ついに勝負あり。詰め込み積み立て20本の収穫成果を上げ、満足して温泉へ向かったのだった。

笑ったつもりだったのに…

さて、道中、娘とこんなやり取りがあった。スマホを手に、「ママ写真撮ってあげようか」と言う娘。「ママはいいよ」といったんは断ったものの、「ダメだよ、撮ってあげる」と娘はなおもスマホをこちらに向ける。「じゃあ1枚だけね」と言ってコーヒーを飲みながらスマホに向かってほほ笑んだ。

……が、なかなかシャッター音が聞こえない。大丈夫かな? と思っていると、なぜかしかめつらな娘。「ママ、ちゃんと笑って」と言う。あれ?  にこやかな顔だと思ってたんだけどな。ちょっと大げさなくらい、にこやかにすると、しばらくして娘のOKが出て無事に写真を撮ってもらうことができた。

Photo by MARIA

Photo by MARIA

そこであらためて思ったのだ。自分がにこやかだと思っている状態が、必ずしも相手に伝わっているとは限らないということ。

まったく怒っていないのに、無表情でいるだけで「怒っているの」と言われたり、とても楽しい時間を過ごしたのに、後で写真を見てみると全然楽しそうじゃない自分が写っていたりする。

どうしてなのだろう。それはきっと、「笑顔の作り方」に問題があるのだ。

自然な笑顔は口角の位置で決まる

キュッと口角が上がっている人と、口角が下がっている人では、どちらが話しかけやすいだろうか。口角が上がっている人の方が笑顔で話しかけやすい印象にちがいない。

料理をしているときは? 電車に乗っているときは? 携帯を見ているときは?

こうした、ふとした瞬間は無防備であることが多いし、いつもいつも笑顔でいることは難しい。でも、口角だけでもキュッと上がっていたら、周りの人が抱く印象は格段にアップする。

そして、「いつも」でなくていいから、いつ声をかけられてもとびきりの笑顔がすぐに作れる練習を、普段からしておいてほしい。自分で笑顔だと思っていても、私のように周りの人からすれば「笑顔でない」こともあるから、常日頃から練習しておいたほうがよさそう。

スマイルヨガでは、顔にある約60種類の表情筋を鍛えて、顔や体をすっきりと整える。今回はその中から、口角をキュッと引き上げる「口角アップスマイル」のエクササイズをご紹介したい。

<口角アップエクササイズ>

1. 上の歯を見せてにっこりと笑い、右側に舌を出す。呼吸は自然に。森vol2 3

2. そのままゆっくり左側へ移動。この時、上の歯がしっかり見えている状態をキープする。森vol2 4

3. 5往復を1セットとし、1日2~3セット行う。慣れてきたら、目線を斜め上にして同様に行う。森vol2 5

このエクササイズでは、口角にある「笑筋」と、口角から鼻に向けた「口角挙筋」を鍛えて、キレイな笑顔をつくることができる。

初めは、口角が下がっていないか、上の歯がきちんと見えているか、舌が滑らかにゆっくり動いているか、という点に注意しながら鏡を見て練習するといい。心掛けてもらいたいのは、舌はなるべくゆっくりと動かすということ。舌が口の角まできたら、いったんリセットするつもりで、口角を一度キュッとアップさせるとさらに効果的。

エクササイズの後は、舌を使ったことで口周りにほどよい疲労感があり、エクササイズをする前よりも口角が上がっていることを実感できるはず。また、ポーズをとっていない時も、なるべく口角を上げることを意識してみるといい。

料理や掃除をしながら、お風呂やトイレの中など、生活の中でいつでも「ながら」で続けるだけ。エクササイズを始めて1週間も経てば、周りの人たちは「何かいいことあった?」とあなたの自然な笑顔に引き寄せられるはず。

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