お礼やおすそ分けを忘れないで

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節約はステキなこと。でも、ケチになったりせこくなったりしないことも大切。「あの人、ケチだから」などと、ママ友に言われてトクすることなんて何もない。

節約とケチの違いは何か。たとえば、「お茶でもしない?」と誘われたときにコーヒー代がもったいないなと思ったとする。

そのとき「私の家で飲みましょ」と言うのは節約。「いい天気だし、缶コーヒー買ってきて公園で飲もうよ」と言うのもいいかもしれない。

でも、「コーヒー代がもったいないから、私は行かないわ」と言ってしまえば、「あの人ケチね」と言われることになる。

おカネの使い方をちょっと工夫するだけで、楽しい人間関係を築くことができたり、困ったときに助けてもらったりすることができる。

おすそ分けを忘れない

近所の人たちは私の子どもの面倒を本当によく見てくれた。ご飯を食べさせてくれたり、「遊びにおいで」と声をかけてくれたり。

同じ年代の子どもが近所にいてくれたのは、ラッキーだったかもしれない。「2人分も3人分も一緒だし」と誘ってくれた。

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そして、子どもをその家まで迎えに行くとき、できるだけちょっとしたおみやげなどを持って行った。「そんなに気を使わないでよ」と言いながらも、相手は笑顔になってくれた。

イベントやテレビ局でノベルティなどをもらったときも、「これ、いいなあ」と思うものはおすそ分けした。

幼稚園の発表会で、グループのみんなでアリさんのツノを作ることになり、「みんなで、集まる日を決めましょう」ということになった。私はその時期ちょうど忙しくて、なかなか時間を空けることができなかった。

あるお母さんが「いいわ。わたしが2人分、作ってあげる」と作ってくれた。助かった。私は彼女に感謝の気持ちを伝えたくて「お茶くらいおごらせて」と提案。そんなちょっとのことでも喜んでくれて、こちらまでうれしくなった。

タダより怖いものはない

私は、幼稚園のお母さんたちに仕事でもいっぱい助けられた。サンプリングでデータを集めなければならないときなども、いろいろ協力してくれた。

「交通費程度だけれど」と、本当にわずかな謝礼で彼女たちはよく動いてくれた。「子どもが幼稚園にいる間は、ひまだし」と、笑ってくれた。「おカネなんていらないよ」と彼女たちは言ってくれたけれど、謝礼を渡すと「これでランチ行こうよ」「塾代の足しになるわ」と、結構喜んでくれた。

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私は、タダより怖いものはないと思っている。タダで人を使ったら、そのときはよくても何かのときに、「あんなにあの人のために動いてあげたのに」なんて思われることだってある。

お祝いごとなどもそう。「みんなでお祝いしよう」というときに、「あの人とそんなに付き合いはないのだけど」と思っても、よほどの理由がないかぎり断らない。その分「また稼ごう」と思うようにしている。

おカネって、よくも悪くもエネルギーだなと思う。楽しく使い方を工夫すると、楽しい人間関係にもなる。

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