月2500円で輝かせる“持たない暮らし”

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Photo by MARIA

東京渋谷区に住む、今井愛子さん(38、仮名)は、6歳と3歳の子どもを育てるお母さん。子育てのかたわら、週に2~3日、パートとしてはたらく。

忙しい毎日をおくる今井さん。“自分時間”を過ごすなかで大切にしているのが、ちょっとしたアクセサリーをつけること。

「PTAなんかの集まりや、ママ友とお茶を飲みにいく機会ってけっこうあるんです。アクセサリーをつけていくとおしゃれ感が出せます」(今井さん)

入学式や冠婚葬祭といったイベントでは、特別感のあるネックレスやピアスが、気持ちを上げてくれる。

物を持たずに暮らしたい

といっても、できるだけ物を持たずに暮らしたいので、お茶会やイベントのたびにアクセサリーを買うことはしない。

そんな今井さんの強い味方が、アクセサリーの月額レンタルサービス、「Sparkle Box(スパークルボックス)」。

ランチ2回分、月に2500円という価格は、アクセサリーの元値を考えると、とてもお手頃。自分で選んだデザイン2点、そして、スタイリストが選んだデザイン1点の、計3点を無期限で借りられる。

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アクセサリーは郵便で届いて、返すときは、ポストに入れるだけ。月額レンタルサービスに含まれているので、送料はかからない。

つけてみて、どうしても欲しくなったら、最低でも20%オフで買える、うれしいサービスもある。

スタイリストが選んでくれる

なんといってもすてきなのが、「スタイリスト」がつく、というサービス。

自分の好みやつけたい場面、雰囲気が伝わるような自分の写真を登録しておけば、スタイリストがアクセサリーを選んでくれる。

世田谷区に住む清水めぐみさん(40、仮名)も、スタイリストのサービスに魅力を感じる一人。フルタイムではたらいているので、アクセサリーを買いに行く時間はなかなかとれない。

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Photo by MARIA

「たまに時間ができたと思って買いに走ると、似たようなデザインを選んでしまうんです。スパークルボックスだと、プロのスタイリストさんが選んでくれるので、アクセサリーとの新鮮な出会いがあってとても楽しい」(清水さん)

スパークルボックスのスタイリストは、ファッション関連企業に勤めていたマーチャンダイザーやスタイリスト、ショップスタッフといった、ファッションのプロたち。

アクセサリーに同封される「カスタマーノート」は、スタイリストからのコメント付き。

「ネックレスは、白シャツ×トレンド感のあるネイビーのガウチョとベストマッチ」

「ピアスは、ピンクベージュのニットワンピといったフェミニンコーデに、辛口のアクセントを」

実際にどんなシーンでどんな服と合わせたら素敵かを教えてもらえる、と人気のサービスだ。

アクセサリーで心が潤う

スパークルボックスを立ち上げたのが、太田理加さん(45)。長年、インターネット通販のアマゾンで、ファッションストアの運営にかかわってきた。

昨年、アマゾンを辞め、ファッション好きの仲間と3人で、このサービスを立ち上げた。

「ネックレスもブレスレットも、あってもなくても困らないもの。でも、あれば心に潤いを与えてくれるし、自分を輝かせてくれるんです」(太田さん)

いつでも自分らしくいたいという女性たちの気持ちに、リーズナブルな価格で応えたかったという。

「アクセサリーが入ったボックスを開けたとき、きっとドキドキして、みんな笑顔になっていると思うんです。それを想像するのが何よりうれしい」

より細かな要望にも応えられるよう、品ぞろえには特に力を入れている。

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ラインナップは、35ブランド700種類以上。by boe, Yochi NY, a.v. maxといった、国内外の百貨店やセレクトショップで人気のブランドを集めている。

デザイナーの新規発掘にも力を入れている。たとえば、無名だった個人デザイナーのブランド「masae」。建築物やアート、自然からインスピレーションを得たというデザインが、ファッション感度の高いユーザーからまたたくまに支持を集めた。

ほかとかぶらない、ここでしか見つけられない、という特別感は、スパークルボックスならでは。

自分らしく輝くために

スパークルボックスは、時流である「持たない暮らし」と相性がいい。太田さんが「そうか」と思ったのは、インスタグラムでのある投稿。

スパークルボックスについて、

#お金がない #置き場所がない #飽きっぽい私にとってものスッゴイ #嬉しいサービス

と書いてくれていた。

ファッションのトレンドはめまぐるしく変わり、少し前に流行っていたものがあっという間に市場から姿を消してしまう。そのたびに買い足すのではなく、むしろ「持たない」ということ。

なるべくシンプルに暮らしたい、でも自分らしく輝きたいと考える女性たちにとって、スパークルボックスは新しい選択なのかもしれない。

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