洗濯物を干すその10分をなくしたい

W001_06

忙しい主婦にとって大きなテーマである「家事の時短」。筆者自身も、ズボラかつ面倒くさがりな性格も手伝って、日々、試行錯誤を続けている。

家事の時短と一言で言っても、時短家電の導入、料理の作り置き、モノを減らして片付け時間を短縮するなど、さまざまなアプローチがあるのだけれど、まずは時短家電、中でも乾燥機について考えてみたい。

干す作業は短縮しやすい

乾燥機は限りある予算とスペースの中、筆者が絶対に使いたいと心に決めていた時短家電。というのも、洗濯物を干すことは毎日の家事の中でいちばんカットしやすい作業だと思ったからだ。

朝起きてまず洗濯機を回し、娘に朝食を食べさせて、テレビを見せている間に洗濯物を慌ただしく干すという毎日。4〜5kgの量の洗濯が終了するのは50分後。干す作業には10分〜15分ほどかかっていた。

W001_07

急ぐあまり雑に干してしまうと、シワになるというおまけ付き。雨の日は部屋干しすることとなり、一日中干しっぱなしでも乾かない。

生乾き特有の臭いも気になり、かなりのストレスも感じていたことなども、乾燥機を買いたいと思っていた大きな理由だ。

そんなこんなで導入を決めたのだけど、乾燥機を単体で買うのか、はたまたドラム式洗濯乾燥機に買い替えるのかで悩むことになった。

ドラム式か乾燥機単体か

筆者の家では4年ほど前に買ったタテ型の洗濯機(大手日本メーカーのもの)を使っている。実は、このタテ型洗濯機にも乾燥機能が付いていた。とはいえ、それはあくまでもおまけ程度のもの。毎日使うには心もとないなと感じていた。

今回、この記事を書くにあたり、恐る恐るこのタテ型洗濯機の乾燥機能を久しぶりに使ってみた。

洗濯から乾燥まで全自動で試してみると、初めの表示こそ「終了まで約2時間50分」となっていたものの、結局4時間弱もかかってしまった。

電気代にすると51円ほど(消費電力1960W)。しかも、厚手のバスタオルなどはちょっと生乾きのような状態だったうえ、洗濯から乾燥まで入れっぱなしのため、どうしてもシワが多くなる。時間がかかるぶん、衣類の傷みも気になる。

そのためまず、ドラム式の洗濯乾燥機への買い替えを考えた。以前、電気屋さんに「乾燥機能を求めるならドラム式、洗濯能力を求めるならタテ型」と言われたことがあったからだ。

W001_08

ためしにドラム式を使っている姉に使わせてもらったところ、洗濯から乾燥まで3時間ほどだった。

メーカー、製造年も違うため単純に比べることはできないけれど、タテ型に比べて1時間程度速かったことになる(洗濯量はほぼ同じ)。

しかも最新の省エネモデルということもあってか、乾燥まで行っても電気代は1回当たり約19円(消費電力約700W)。多少のシワなどはあるものの、仕上がりもタテ型よりは悪くない。

でも、ドラム式はタテ型に比べて5万〜10万円ほど高い。洗濯機としては十分に機能してくれている今の洗濯機を買い替えるのは、コストの点からも二の足を踏んだ。

もう一つの手として浴室乾燥機を使う手もあるけれど、これは結局「干す」という作業が必要になるので「時短」においてはあまり意味がない。

あれこれ考えた結果、乾燥機を単体で買うことにした。

乾燥機を買ってみたら

乾燥機には電気とガスがあるが、ふわっとした仕上がりや乾燥スピードは、やはりガスに軍配が上がるようだ。

東京ガスの「乾太くん」のカタログによると、約5kgの洗濯物をフル乾燥させたときにかかる時間は約52分。対して電気式は約169分かかるという。

気になる光熱費では、乾太くんが約38円(消費電力190Wh)、電気式が約57円(消費電力2210Wh)と約20円の開きがある。

チリも積もれば山となるので、さっそくガス乾燥機を買うことに決めた。

W001_04

ただ、唯一残念だったのは、設置工事が必要で導入にかかるコストが電気式より高かったということ。工事費、設置費など含めてトータルで25万円(うち、乾燥機本体は5kgタイプで税込み14万3640円)ほどかかってしまった。

ただし、カタログには取り付け工事費の目安として「約2万8000円~」と書いてある。通常より工事費が高くなってしまったのは、浴室が2階にあるためだ。

こうして無事わが家に設置された乾燥機。実際に使ってみた率直な感想は、「家事が一つ減った」という一言に尽きる。もはや乾太“くん”ではなく、乾太“さま”と呼びたくなるほど、大活躍してもらっている。

東京ガスの「乾太くん」5kgタイプ

今まで15分かけていた洗濯物干しが、洗濯機から乾燥機に移す手間だけで終わる。4〜5kgの洗濯物ならば50分ほどで乾くから、朝出かける前にスイッチを押すもよし、夜寝ている間に乾燥させるもよしで、ライフスタイルに合わせやすい。

しかも繊維が寝たままになってしまう天日干しに比べて、タオルなどはふんわりふかふかの仕上がり。シワも少ない。さらに、工事費をかけただけあり、乾燥によって発生する湿気や熱気は屋外に排出される。家の中に湿気がこもらない点は、長い目で見て大きなメリットだ。

その時間はプライスレス

こうして乾燥機によって短縮された家事時間は、1日当たり20分程度にはなりそうだ。1カ月に換算すれば10時間、1年間なら120時間。

W001_08

家事の何を時短するかはそれぞれの価値観や懐具合にもよるけれど、短縮された時間を子どもとの触れ合いや自分の時間に充てられることを考えると、多少の導入コストなどには目をつぶってもいいかなと思えた。

  • この記事をシェア
トップへ戻る