お母さんたちの悩み、気持ちはよくわかるけれど

Photo by MARIA

お母さんからいろんな相談を受ける。やっぱり多くは勉強のこと。

「勉強しないんです」
「勉強できないんです」

気持ちはすごくわかる。私も娘のことでいろいろ悩んだ時期がある。勉強もせず、携帯電話ばかりいじっていた娘にイライラした。怒りが爆発して携帯電話を取り上げたこともある。娘は娘で、反抗ばかりした。「ママに私の何がわかるのよ!」「ママなんて最低!」なんて言葉も投げつけられた。

こちらも売り言葉に買い言葉。「自分で稼げるようになってから、携帯買ったらいいやん!」「あんただって、自分勝手ばっかり言ってるやん!」。激しく言い合いした時期もあった。そんな娘ももう28歳。結婚もして、反抗していたことなどすっかり忘れてしまっている。

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もっとも、私も同じかもしれない。母親と数限りなく言い合いした。専業主婦だった母は、私に家庭的なことを求めた。「ママみたいな人生なんて、絶対送りたくない」。そんな言葉も投げつけた。それでも、今となっては、ちゃんと娘のことを思って、娘の著書を買って、友達に配ってくれる母に感謝している。素直に「産んでくれてありがとう」と思えるようになった。

隣の芝生は青い

でも、子育て中はそんなに心の余裕を持つことができない。それどころか、隣の芝生は青い。「うちの子は、何も言わなくても勉強するの」などと言うお母さんがいれば、自分の子どもと比べてイライラしてしまったりした。「うちの子、本当に言うこときかないのよ」などと言うお母さんとは意気投合。「私の娘も一緒よ」と、傷を舐めあっていた。だからこそ、いろいろ相談に来るお母さんの気持ちが痛いほどわかる。

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そんな中で最近よく聞くのが、「うちの子、You Tubeばかり見ているの」という悩み。「テレビばっかり見ている」「ゲームばかりしている」というのは、数年前からあったけれど、You Tubeはノーマークだった。

「これも時代かなあ……」と思って、とりあえずYou Tubeを見てみることにした。意外とおもしろい。それどころか、結構はまってしまう。子どもたちが止められないのも、無理ないかもしれない。でも、こんなものにはまっている子どもを見たら、イライラするお父さん、お母さんの気持ちもわかる。

イライラしても解決しない

解決法は、テレビの場合と一緒。「時間を決めて一緒に見ようね」が一番の近道だと感じている。でも、テレビとの違いは、スマホだけにこっそり布団の中でも見ていられること。そして、子どもたちは、楽しいこと、おもしろいことを見つける天才だ。「子どもがYou Tubeを夜中まで見ていて、起きられないんです」となると、悩みはさらに深刻になる。

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イライラする親の気持ちもわかる。でもイライラだけしていても解決しない。You Tube以上に楽しいことを作るしかない。私の友人は、自分の過去を思い出して、プラレールを子どもとやることにした。意外と子どもがはまってYou Tubeから脱出してくれたらしい。もう一人の友達は、アウトドアを家族でやることに決めた。

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お母さんの悩みは尽きない。そして、世の中には、次から次に子どもには楽しくても、親をイライラさせるものが出てくる。そんな時は、

「このままで、いいのだろうか」
「この状態を脱出できるものはないのだろうか」

自分たちで考えて行動するしか解決方法はない。

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