5/23「“幸せルーティン”ワークショップ」開催レポート

2017年5月23日(火)、『ハレタル』では、サポーター限定イベント「“幸せルーティン”ワークショップ」を開催しました。ゲストは吉永麻衣子さん。忙しいお母さんでも毎日焼きたくなる「おうちパン」を考案し、パン教室を主宰しながら、テレビや雑誌でも活躍されています。

東京・虎ノ門のキッチンスタジオで、吉永さんによる「おうちパン」作りのデモンストレーションを見学し、日々の満足度を高めるための“幸せルーティン”を見つけるグループワークを楽しみながら、新たな一歩の踏み出し方を考えるイベントとなりました。

子どもと向き合えるはたらき方

今回のワークショップのテーマは、「自分らしく一歩踏み出すきっかけをみんなで考える」。ゲストの吉永さんは、現在5歳と3歳の2人のお子さんをもつお母さんであり、会社員としてのキャリアからパン教室の講師に転身という大きな一歩を踏み出した“先輩”でもあります。その経験をうかがうところからワークショップは始まりました。

5歳と3歳のお子さんを育てながら今年には第3子をご出産予定です

会社で働きながら「結婚したら家にいたい」と自分の将来を思い描いていた吉永さんは、たまたま参加したパン教室の体験レッスンをきっかけに「自宅でできる教室講師」というはたらき方を考え始めたといいます。そして、結婚、独立、出産――。

パン教室の講師や料理家という仕事については、「食の仕事は年を重ねることがマイナスにならない」「オーブンだけ気をつければ、パン作りはあまり危なくない。子どもとするのに最適」といったように、実際にやってみてわかったよさもあったとか。

パンの作り方をレクチャーする吉永さん。その様子を動画撮影する参加者も

子どもと食の関係においても、「子どもにどうしても手作りのものばかり食べさせたいわけではない」と話す吉永さん。「パン作りは、『食育』と気張らなくても一緒に楽しめる。そこから子どもが食材に気を配るようになるのもいい」と、肩に力を入れずにお子さんともいい接し方ができると語ると、参加者のお母さん方も興味深く聞いておられるようでした。

忙しくても焼けるパン

吉永さんの“幸せルーティン”は「子どもと遊ぶ時間」。「ワタシ、妻、母と役割があるなかで、『母として』の自分が最優先」と語る吉永さんは、お子さんとの向き合い方を考え、パン教室の講師からレシピ提供へと“次の一歩”を踏み出しました。そうしてお子さんとの時間をしっかり確保しながら、レシピ本を出版するなど精力的に活動しています。

吉永さんのもうひとつの“幸せルーティン”ともいえるのが、仕事でもあるパン作りです。トークに続いては、おうちパンを作るデモンストレーションを実施しました。レシピを説明しながらパン作りを進める吉永さんを前に、参加者のみなさんは一生懸命メモをとったり、スマートフォンで撮影したりと、そのまなざしは真剣そのもの。

メモを取る参加者のみなさんのまなざしは真剣でした

おうちパンのコンセプトは「忙しいママでも毎日焼けるパン」。材料やレシピもとてもシンプルです。「私の作るパンはどちらかといえば無骨。でも、そのパンを作る先にハッピーが広がったら――。『子どもに市販のパンを食べさせている』というお母さんの罪悪感がなくなる代わりに『私ちょっといいママかも』なんて思えて、1日が機嫌よく進んでいったらすてきかもと思えた」と語る吉永さんに、みなさんもおおいに共感されたようです。

“幸せルーティン”を見つける

パンが焼けるのを待つ間は、日々の生活をより幸せなものにするための“幸せルーティン”を見つけるワークを体験しました。自分がやりたいと思うことの棚卸しを行い、そのなかから「自分が大事に思っているけどできていないこと」「これができたら幸せだなと思える習慣」を探していくというものです。

みなさん集中して自分を見つめ直しワークに取り組んでいました

「これを実行すると幸せになれるかもしれない」「これを習慣化すれば、なりたい自分に近づけそう」という“ルーティン”を見つけて紙に書き出し、ワークは終了。ワークの途中からパンの焼けるにおいがただよいはじめると、参加者のみなさんの顔もほころんでいくようでした。

この日はフライパンとオーブンの両方で焼いてくださいました

ワークショップの最後は、焼きあがったおうちパンの試食です。「おいしい」という感想が口々にのぼると、吉永さんからは「今日のこのときが、『自分でも作ってみよう』という気持ちが高まる最高潮。今日のうちにスーパーで材料を買って」と、一歩を踏み出す“後押し”がありました。

これなら私にもできそう

試食を楽しむ会場から「今質問してもいいですか?」という声が挙がると、会場は吉永さんへの質問タイムに。起業のタイミング、仕事が軌道に乗るまでの経験、教室運営で気をつけることなど、参加者のみなさんからあがったさまざまな質問に対して、吉永さんからも実感のこもったエピソードやアドバイスが返されました。

パンが焼ける香りにつつまれながらワークに取り組みます

質疑応答のなかで吉永さんは、「あれもこれもちゃんとやってからでないとスタートできないというタイプの方は多いが、全部やろうと思うとキリがなくてスタートできない」といった言葉が寄せられると、力強くうなずく様子の参加者のお母さん方も見受けられました。

チーズ入りのパンも試食しました

参加した方は、パン作りについて「このレシピなら自分でもできそうだと思えた」「平日は作るのが難しくても、休日の朝のいいスタートになりそう」、ワークについても「ちょっと難しいところもあったけど、頭のなかをひとつずつ紐解いていい整理ができた」といったように、日々の気づきやパン作りへの新しい一歩への意気込みをのぞかせていました。

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