マイルドな辛さがクセになるショウガのおやつ

先日のコラムで、寒い日にお勧めのホットジンジャーをご紹介した。ジンジャーシロップを手作りすることで、甘すぎず安心なドリンクが楽しめる。

ショウガは、古来親しまれてきた薬効の高い食物。辛みの成分「ジンゲロール」は、血液の循環が悪くなりやすい抹消の血管を広げ、冷えた手足を温める効果が期待できる。

また、ショウガを加熱したり乾燥させたりすると、「ジンゲロール」は「ショウガオール」という成分に変化し、「ショウガオール」は血流を促し、全身を芯から温めてくれるという。加熱して作ったジンジャーシロップにはショウガオールが含まれるから、体を芯から温める効果が期待できる。

子どもにも人気のおやつ

ジンジャーシロップを作ったときに残ったショウガのスライスも、無駄なく使うことができる。刻んで料理に使ったり、パンや焼き菓子に加えたりしてもおいしい。

ジンジャーシロップを作ったときに残ったショウガを余すことなく使う

ジンジャーシロップを作ったときに残ったショウガを余すことなく使う

いちばんのお勧めは、そのままでおやつになるドライジンジャーにすること。柑橘(かんきつ)の皮で作るピールと同じ要領で試しに作ってみたのが始まりだったが、後からくるマイルドな辛さがクセになるおいしさ。そしてもちろん体を温めてくれる。

わが家では子どもたちも小学生の頃から好んで食べていたし、ちょっとしたプレゼントにしても喜ばれる。市販のものは、漂白してあることも多いので、やはり手作りするのがいい。

<ドライジンジャーの作り方>

材料

  • シロップ作りに使ったショウガ全量 (生姜300g分)
  • きび砂糖 … 30g
  • グラニュー糖 … 仕上げ用

1.シロップをこして残ったショウガからスパイスを取り除いて鍋に入れ、きび砂糖とひたひたの水を加え、中火にかけて煮詰めていく。ぶくぶくと泡が立ち、水分がほとんどなくなったら火を止める。

2.ショウガスライスが温かいうちに、網の上に重ならないように箸で並べる。半日から一日ほど、風通しのよい場所に置いて乾かす。

3.べたべたしすぎず、かといってカラカラに乾燥していない、という状態まで乾いたら、グラニュー糖を適量入れたビニール袋に入れて、しゃかしゃかと振りグラニュー糖をまぶす。

ドライジンジャー

少量から作るのがお勧め

ドライジンジャー作りは、作業は簡単だが、ショウガを1枚ずつ並べるのに意外と手間がかかるので、少量から試してみるのもお勧め。砂糖を多めに使っているため日持ちするが、私は念のため冷蔵庫で保存している。

体を温めると免疫力が上がり、風邪などの予防になる。着るものや入浴などで、外側から体を温めることも大切だけれど、内側から上手に温める工夫もしながら、この冬も元気に過ごしたい。

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