美容にもいい? 冬の熱々デザート、焼きリンゴ

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焼きリンゴには、「ものすごく大変」というイメージがあった。作るのも食べるのも大変。リンゴを丸ごとなんて、うまく焼けるのだろうか。それに丸ごと1個のリンゴがどうやったらおなかに収まるのだ。そもそも焼いたリンゴはおいしいものなのだろうか・・・・・・。考えたら何だかすべてが面倒そうで、今まで作りたいとも思わなかった。

焼くとおいしい紅玉

ところが、そんな私をやる気にさせるリンゴがやってきた。いただきものの紅玉だ。

一人分にちょうどいい小さな実。つやつやとした真っ赤な皮。鼻を近づければ甘酸っぱい香りがしてくる。リンゴをくれた知人は、私に手渡しながら一言。「これ焼きリンゴにしたらおいしいわよ」。

美しい紅玉を見てやる気がむくむく……

美しい紅玉を見てやる気がむくむく…

ああ、聞いてしまった。そんな言葉を聞いてこの美しいリンゴを見たら、作らないわけにいかない。むくむくとやる気が出てきた私は、その日のうちに人生初の焼きリンゴを作り始めた。

あれほど面倒だと思っていたのに、作り方を調べてみたらびっくりするほど簡単だった。リンゴをよく洗い、ヘタを切り取って芯を抜く。皮につまようじで10カ所くらい穴を開けたら、芯を抜いたところにバター、シナモンとグラニュー糖を混ぜたものを詰めて、180度のオーブンで30分焼くだけ。ボウルもいらないし材料を量ることもない。温度設定ができればオーブンでなくトースターでも問題ない。

ボウルも不要で簡単に作れる

ボウルも不要で簡単に作れる

出来上がった焼きリンゴは、熱々のうちにアイスクリームをたっぷり乗せて食べた。焼いたリンゴはとろとろで、シナモンの香りがよく合った。「どうやったらおなかに収まる」も何も、気づけばお皿の上に残るのは溶けたアイスクリームがほんの少し。焼きリンゴは作るのは簡単、とてもおいしくて、おなかに収めるのも“余裕”なのだった。

お通じもよくなる

子どもの頃大好きだった給食のデザートに、「アップルシャーベット」というものがあった。半分に切ったリンゴがシャーベット状になった夏場の定番デザート。本当に大好きで、欠席の子の分を競うジャンケンには女子ながらいつも参加していた。母に作ってほしいと頼んでもみたけれど、「焼きリンゴなら作れるけど、シャーベットなんて無理よ」と相手にしてもらえなかった。

その頃の私は「温かいリンゴなんてどこがおいしいんだ」と思っていた。子どもの頃どころか、ついこの間までそう思っていたのだけれど、今の私は違う。北風吹きすさぶ冬、温かいコタツに入ってふぅふぅ言いながら食べる焼きリンゴ。これに勝るリンゴのデザートはない。

熱を加えると

美容にも健康にもいい

それに焼きリンゴは、単においしいだけではないらしい。

リンゴは焼くとオリゴ糖、つまり善玉菌が増えるので、お通じがよくなるのだ。リンゴに含まれるペクチンもポリフェノールも、熱を加えると吸収されやすくなり、生のときに比べて抗酸化作用はなんと9倍にもなると言われている。そう、焼きリンゴは美容と健康に効果を発揮する、女性にぴったりの食べ物なのだった。

だから私は今日も、焼きリンゴという極上のデザートを作っている。

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