小型精米機で新米がさらにおいしくなる

Photo by MARIA

Photo by MARIA

玄米は体にいい。そう聞いて、ずいぶん前から興味だけはあった。

けれど「味は白米に劣る」とか、「子どもには食べにくい」という声を聞き、なかなか手を出せず……。何よりご飯を炊くのが大変そうだというイメージもあった。

それがひょんなことから、通販サイトで「小型精米機」というものを発見した。レビューがたくさんあったので、何ともなしに読んでみると「精米したてのおコメがおいしい!」「操作も掃除も簡単」「買ってよかった」という声が多く寄せられていた。

おコメが甘くモチモチに

小型精米機とは、その名のとおり、玄米を家庭で少量精米できる家電。玄米を白米にするだけでなく、ビタミンやミネラルが豊富なヌカを残した「分つき米」に仕上げることもできる。

「分つき米なら、玄米より食べやすそうだし、健康にいいかも」。そう思い、小型精米機を買うことにした。

いくつかの通販サイトでレビューを読み込み、1万円前後の小型精米機を比較。そして精米時に出るぬかの掃除が簡単そうな、ツインバード社の「精米御膳」に決めた。

Photo by Twinbird

Photo by Twinbird

まだ購入して3カ月ほどだけれど、ほぼ毎日使っている。

感激したのは、精米したての白米の味だ。いつものお米よりもモチモチしていて、甘くておいしい。家族からも好評だ。お米の表面が削りたてなので、より新鮮な感じがするのもうれしい。

とはいえ、予想外だったこともある。そもそもビタミン・ミネラルが豊富な「分つき米」を食べたくて、小型精米機を購入したはず。でも、胚芽やぬかを7割くらい取り除いた7分づき米であっても、2歳半の長男は白米の時よりも食べる量が少なくなってしまった。

白米は胚芽やぬかをすべて取り除いたもの。7分づき米は白米に近いけれど、やはり少し固さが残るので、うちの子は苦手らしい。だからわが家では、結局、玄米を白米にしたり、7分づき米をさらに精米して、9分づきくらいにして食べている。何にせよ、お米がおいしくなったので、私は大満足なのだけど。

片付けはたったの1分

いくら白米がおいしくなったといっても、精米方法や後片付けが面倒だったら、ズボラな私はすぐ使わなくなったに違いない。それが続いているのは、扱いがとてもラクだからだ。

「精米御膳」の精米方法は、とても簡単。四つのモード(3分・5分・7分・白米)から精米レベルとお米の量をレバーで指定し、スタートボタンを押すだけ。

精米時間は、白米4合で5分ほど。あっという間なので、毎日使っても片付けを手間に感じない。ただし音は、ガーッゴゴゴゴッとかなり大きい。

スタートボタンを押すと、「精米かご」の中で「かくはん棒」が回って精米が進む。精米されたお米は精米かごに残り、取り除かれたぬかは下の「ぬかボックス」に落ちるという仕組みだ。

Photo by MARIA

Photo by MARIA

精米が終わったら、フタを開けてぬかボックスごと精米かごを取り出す。ぬかボックスと精米かごは一体になっているのだ。だから取り出した時にぬかがこぼれたりせず、精米機本体の清潔さを保ちやすい。

精米したお米とぬかを取り出したら、精米かご・ぬかボックス・かくはん棒を、さっと水洗い。これで、片付け終了。購入前は、精米かごにお米がつまったりして「実際は洗うの大変じゃないの?」なんて疑心暗鬼だった。が、本当に「ササッと水洗い」できれいになる。片付けにかかる時間は1分くらいだ。

ぬかは美容パックや掃除に

悩むのが、精米すると毎回出るぬかの使い方だ。メジャーなのはぬか床だけれど、まだ試せていない。

今のところ、私は美容パックにして使うのが気に入っている。ヨーグルトやハチミツ、酒かすや甘酒など、その日冷蔵庫にあるものとぬかを混ぜて、お風呂でパックする。肌に透明感が出るし、即効性があるので、ヤミツキになった。

Photo by MARIA

Photo by MARIA

油汚れを落とす効果もあるようなので、油汚れのついたフライパンの上にまいて、こすってみた。するとぬかが汚れを吸って、本当に油汚れがきれいになった。ほかにもガーデニングをしているなら、植物の肥料にもなるようだ。木綿の袋に入れて床を磨けば汚れが落ちてツヤも出るという。使い方はまだまだ研究しがいがありそうだ。

秋は新米の季節。塩気をきかせたサンマをおかずに、ツヤツヤでふっくらしたおいしいご飯をいただく瞬間は、最高のひととき。そして何より、子どもと夫の「今日のごはん、おいしいね」と言ってくれる笑顔が、母として妻として、いちばんおいしいごちそうだ。

  • この記事をシェア
トップへ戻る