夏のエナジードリンク、赤紫蘇ジュースを作る

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初夏になると、スーパーや直売所などで店頭に並び始める赤紫蘇。赤紫蘇の旬は5月下旬から8月ごろ。季節限定ものに弱い私は、見掛けるとつい手に取ってしまう。

6年ほど前から、わが家では毎年のように赤紫蘇シロップを作っている。赤紫蘇シロップを水や炭酸水で割れば、健康と美容にうれしい夏のエナジードリンクになる。

夏バテや紫外線対策に

「人を蘇(よみがえ)らせる」という意味を持つ「紫蘇」。古くから薬として使われてきた紫蘇にはさまざまな効用が知られている。香りの成分「ぺリルアルデヒド」は、リラックス効果のほか、食欲を高めて消化吸収をよくしたり、食中毒を防ぐはたらきもあるそうだ。

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美容にもいい。強い紫外線は活性酸素が増える一因だが、活性酸素は老化のもとともいわれている。赤紫蘇の色素である「アントシアニン」には強い抗酸化作用があり、この活性酸素を抑えるはたらきがある。

赤紫蘇シロップの場合、ここに酢を加えるので、疲労回復効果も期待できる。まさに暑さで体調を崩しやすい今の季節にぴったりだ。

◆赤紫蘇シロップの作り方

【材料】

  • 赤紫蘇 葉のみを摘んだもの 300g(約2束)
  • 湯 1.2L
  • 砂糖 500g
  • 酢 200cc

【作り方】

  1. まず、赤紫蘇の葉を茎から取ってよく水洗いし、しっかり水気を切る。重さは水で洗う前に量ること。
  2. 鍋に沸かした湯の中に入れ、沸騰してから5分ほど煮出したら、ボウルなどの上に置いてザルでこす。
    ※ここで、色素はすっかり水に溶けだし、葉は緑色になる。

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  1. こした煮汁を鍋に戻し、砂糖を加えて溶かし、中火で20分ほど煮詰める。
  2. 酢を加えたら完成。(キレイな赤紫色に変わる)

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理科の実験のように楽しめる

何度作っても、ゆでた葉がみるみる緑色になること、シロップに酢を加えるとパーッと鮮やかなルビー色に変わる様子は、理科の実験のような楽しさがある。お子さんがいる家なら、一緒に楽しんで作るのもおすすめだ。

わが家でも、子どもが小さい頃は一緒に作った。葉を茎から摘み取る作業は、子どものお手伝いにちょうどいい。

最後にシロップに酢を加えるのを手伝ってもらうと、いつも「わぁ~!」と歓声が上がった。自分で作ったジュースは、格別にうれしいごちそうだ。

シロップは赤紫蘇のある時期に作って、熱湯で消毒した瓶に詰めておけば、冷蔵庫で半年ほど保存できる。

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水や炭酸水で割った赤紫蘇ジュースは、見るからに涼しげ。甘酸っぱくてさっぱりしていて、子どもたちや年配の方にも大人気。

牛乳で割れば、トロリと甘いドリンクに。薄めてゼリーにしたり、そのままでかき氷のシロップとして使ってもいい。工夫次第でいろんな楽しみ方ができそうだ。

ただし、砂糖がたっぷり入っているので、飲み過ぎには要注意。白砂糖が気になる場合は、多少色は悪くなるけれど、きび砂糖や甜菜糖などで作ってもいい。

暑い季節に外から帰ったとき、朝シャキッと目覚めたいとき。爽やかな自家製の赤紫蘇ジュースがおすすめだ。

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